「前年同月比」でなく「実数」で見る大切さ


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皆さん、おはようございます。『やさしい株のはじめ方』サポーターのみっちー(自己紹介ページ)です。

いやぁ、最近の投資環境はものすごいスピードで発展してますね♪ 1ヶ月ほど前までは最善と思っていた投資対象でも、今日になるとさらに良いものが出ていたりします。とても当サイトだけではご紹介しきれそうにないです。。。

そこで今後は私が個人的に参考にしているサイト様の助けも借りていこうかと思います☆ (と言いましても、こちらから勝手に紹介リンクを貼らせていただくのですが、汗”)


■主要経済指標(前回から新たに発表)

(日本)景気ウォッチャー調査-5月 6月8日発表

景気の先行判断DI
景気の2~3ヶ月先行きに対する5段階の判断に、「良くなっている +1点」「やや良くなっている +0.75点」「変わらない +0.5点」「やや悪くなっている +0.25点」「悪くなっている 0点」の点数を与え、これらを基に計算しています。家計・企業・雇用を観察できる立場にある人々に調査。50が景気の転換点(内閣府)

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前月より3.6ポイント改善で43.3ポイント。24ヶ月連続で50ポイントを下回る。

家計部門は夏のボーナス減の影響を受けての微増。
企業・雇用部門は、景気刺激策として実施された「定額給付金」「エコカー減税」「省エネ家電補助(エコポイント制度)」などが継続的に業績を下支えしてくれる、と予想する人が増え大きく改善。

≪ひと言感想≫
依然として全体に占める「(やや)良くなる」の割合は小さく、全体的に景気はまだ悪化する見通しです。景気対策が実施され、一時的に特需が発生していますので、今回の結果は当たり前と言えば当たり前だと思います。

問題はこの特需が一段落したときに、実体経済が回復できているかどうかです。ちなみに現段階では、実体経済の状態を表す指標はまだ本格的な回復を示していません。

(日本)機械受注統計-4月 6月10日発表

機械受注(船舶・電力を除く)
民間の設備投資の先行きを表す指標。景気の先行きを読むときは、規模が大きくて不規則な動きをする「船舶・電力を除く」受注を見る(内閣府)

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船舶・電力を除く受注額は前月より-5.4%悪化(6888億円)。2008年1月ピーク時の1兆2152億円に比べ約45%減。

≪ひと言感想≫
「前年同月比」で見ると実際の数字の動きがよく分からないので、「受注額」でグラフを作成しました。ご覧のように国内・海外ともに受注は下落の一途をたどっています。とくに海外受注の目減りが激しく、世界的に自国経済の保護を優先した政策を採っていることが影響していると思います。

(米国)小売売上高-5月 6月11日発表

小売売上高
消費者に直接販売した商品の合計金額(米商務省)

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前月より0.5%改善。業種別の内訳を見ると、ガソリンスタンドの売上が3.6%増と目立っています。

≪ひと言感想≫
依然として消費は低迷しています。今回の改善も直近の原油価格の急騰が大きく影響しており、景気対策のことも考えると実質的にはまだまだ回復していない気がします。

う~ん、このような状況で市場ではなぜ楽観的なコメントがぽんぽん出ているのでしょうか。。。

■主要経済ニュース(前回から新たに発表)

G8財務省会合 6月12日発表

G8(主要国首脳会議)
アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダ、ロシアの財務大臣・中央銀行総裁による国際会議。国際的な経済・金融問題について話し合われる。

全体をまとめると、「景気後退は続いているが、縮小幅は小さくなってきており、最悪期は脱した。今後は景気が本格的に回復してきたときに、景気対策などをどうやって切り上げていくか(出口戦略)について話し合うことが大切」といった感じです。

≪ひと言感想≫
景気対策が経済を下支えしているのは直近の各指標の反応を見ても確かです。ですが、現状ではこれを止めてしまうとたちまち景気は最悪期へ逆戻りです。

かつての日本は「景気が回復した」と先走って経済対策を打ち切り、再び景気後退局面を迎えてしまいました。同じ失敗を繰り返さないよう、切り上げのタイミングは慎重に決めてもらいたいですね。

おすすめの学習書籍

当ブログで実践しているETFを使った積み立て投資を学ぶのにもってこいの本として紹介した『日本人が知らなかったETF投資』

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の著者である カン・チュンドさん (ブログ) が6月15日に新書を出しました。

タイトルは『忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』

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前作では「ETF」を利用した積立て投資を紹介していたのですが、今回はさらに始めやすい「1万円から”購入できる投資信託」を利用した積立て投資を紹介しています。

さっそく読ませていただきましたが、前回に引き続き「分かりやすく楽しい文章とイラスト」でとても理解しやすかったです。さらに具体的な積立て投資の始め方や買い方、投資対象銘柄(2009年4月時点)も紹介していますので、入門書としてだけでなく“実践書”としても使っていただけるかと思います。

「投資信託の積立て投資」について書かれた良書はすでに何冊かありますが、それに挑戦したけどなかなか読みきれなかった方でも安心して読み切れる仕上がりになっていると思います。

前回同様、これから投資を始めようと考えている初心者の方におすすめできる本です。

内容をざっくりまとめておきますね。

・必要なのは「しくみ」で「労力」ではない
・“具体的”なライフプランを立てることが大事
・インフレに負けないための積立て投資
・インデックス型投資信託の優位性
・選ぶべき投資信託のポイント
・「いつどれくらい」よりも「どう組み合わせ」て買うか
・1年に1回だけすれば良いメンテナンス
・モニターQ&A(自社株、確定拠出年金、運用会社の倒産)

個人的には、「モニターさんQ&A」が非常に面白いと思いました♪

■積立投資の実践

銘柄名 現在値 平均購入価格 数量
TOK 30.64$ 30.33$ 100口
EEM 32.55$ 32.60$ 100口

【購入計画】

投資金額比率⇒TOK:EEM=21

(TOK)先進国ETF…半年毎に約30万円(3000$)分購入
(EEM)新興国ETF…1年毎に約30万円(3000$)分購入

※10年以上の投資をするなら、15万円分購入でも既存の「国際分散型インデックス投資信託」よりだいぶお得になると思います

参考:積み立て投資による 超長期 世界分散投資の提案

第1回買付報告(5/20) 「マネックス証券 残高画面」
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(画像をクリックすると拡大します)

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ETF購入に“おすすめ”はマネックス証券

社名 片道売買手数料
1000株まで 1000株以上
マネックス証券 2520円

(25.2ドル)
SBI証券 2625円

(26.25ドル)

2625円+1000株

以上の株数×2.1円

楽天証券 3150円

(31.5ドル)

3150円+1000株

以上の株数×2.1円

ETF売買手数料が一律25.2ドル(2,500円)と業界最安の上、新規に口座開設をされた方は「6月30日まで1日50万円以下の売買代金が無料」だからです♪

「手数料が変わらない」ということは、購入金額が大きければ大きいほど“相対的に手数料が下がる”ということです。たとえば、購入金額3万円なら手数料率は8.3%になりますが、15万円なら1.7%、30万円なら1%まで減ることになります。

ですので、ETFを購入する場合は「1月に1度よりも、一定期間隔で出来るだけ一度に多く購入する」方法が適しているのです。
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■□■□■□■ 世界経済の流れ ■□■□■□■

※記事内容はすべて繋がっていますので、順番にご覧いただく方がより理解が深まるかと思います。

1.米国住宅バブル崩壊の流れ
2.米国の個人消費が復活のカギ
3.3月からの大幅な株価上昇の原因
4.米・日・中の景気対策の有効性

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ご意見・ご感想等があればコメントに残していただけると嬉しく思います。また、下の☆☆☆☆☆をクリックすることで皆さんの評価が反映されますので、こちらもよろしければお願いいたします。本日は最後までご精読していただき、ありがとうございました。

記事作成にあたり、ファイナンシャルプランナーの前田さんにご協力をいただいております(前田さんの紹介ページです)。