ギリシャ問題をちゃんと調べました(1)
先日いただいたコメントを読ませていただいて、「ギリシャ支援策のこと、実は詳しく調べてなかった」ことに気づきました。アホすぎる、、、スミマセン(汗”)
本日はそれから調べて分かったことを報告させていただきます☆
(参考)BTMU Focus London - 三菱東京UFJ銀行[PDF]
現在、ギリシャの債務不履行を防ぐために、EFSF[欧州金融安定ファシリティ]と呼ばれる団体などがギリシャにお金を融資しているようです。
※EFSFとは、ユーロ圏諸国から成るヨーロッパの金融安定を目的として作られた団体のことです。
今の主な仕事は、債券(金利3.5%)の発行により調達した資金を、ギリシャに“安い”金利で、“長い”間「又貸し」することです。
※ギリシャが資金を返済できなくなった場合は、EFSFが債権者に元本と金利を返済することになります。
7月に開催された理事会では、ギリシャへの融資枠を11兆円追加し、貸出金利を「5%→3.5%」に引き下げ、貸出期間を「7.5年→15~30年」に延長することが決定したようです。
その他、現在ギリシャ国債を保有する金融機関に対し、EFSFからの融資資金(で購入した金利一括払いの国債)を担保にした新国債(金利4.5%・30年)への切り替えを呼びかけることなどが決定しています。
要するに、EFSFから資金を融資してもらえる限り、ギリシャは安定金利で資金を調達できるというわけですね(EFSFの期限は2013年6月末まで。現在、永続的な代替機関の創設を進めています)。
ただ、問題はその間にギリシャが財政赤字を解消し、債務返済できる体質を作れるかですよね。
「公務員の給与4割カット(労働人口の25%)」、「消費税の引き上げ(19%→23%)」などを見る限り、一時的に財政は改善されるかもしれませんが、こんなことしたら消費が抑制されて経済規模が縮小し、あとあと税収が減って財政は再び悪化していくと思います。
また、これらの政策に対してギリシャ国民は猛反発しており、計画通りに税金を徴収できるか怪しい状態です。(ちなみに、EFSFに資金を提供しているユーロ諸国の国民も、税金が他国の尻拭いに使われることに反発している状態です。)
しかも、計画通りにいってもまだ基礎的財政収支(債務の元利払い費を除く政府支出と、税収との差)の赤字が解消されるくらいだそうです(汗”)
■ギリシャ経済の現状
GDP 2,232億ユーロ(23兆円)
財政赤字の対GDP比 9.6%(2.2兆円)
債務利払費の対GDP比 6%(1.4兆円)
債務残高の対GDP比 150%(35兆円)
利払費の対債務残高比 4%(EFSF融資金利3.5%)
失業率 16.3%
2011年第一四半期GDP成長率[前年比] -5.5%
ん~、やはりギリシャ国債の一部債務免除(デフォルト)は避けられない気がしますね。また、市場もそのように考えており、今はデフォルトしたあと被害が拡大しないように対応策を整えている段階のようです。
長くなってきましたので、これに関しては次回書かせていただきます☆
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