本当は低下している、日本の競争力!?

皆さん、おはようございます。『たまごの経済教室』アドバイザーの前田(オールアバウト紹介ページ)です。
日本経済悪化の原因は、「欧米の景気悪化が原因で輸出が落ちこんだこと」が一番の理由とエコノミストや評論家が言います。
ですが、毎週統計データを発表元まで辿って調べていると、この話に ”?” が出てきました。
今回、発表された機械受注統計を見ても機械製品の輸出を意味する「外需」の落ち込みがひどいことが分かります。

日本は輸出が4割も減ってしまい景気を悪化させました。日本の輸出は5月3兆7千億円で前年比4割ダウンです。
そして、同じ時期に韓国と米国の輸出データが各国から発表されています。
韓国のデータを見ると、輸出は今年初め3割ぐらい落ちましたが、今はほとんど回復しています(約3.3兆円)。輸入が大きく減っているため今年6月は過去最高の貿易黒字を記録しています。
米国のデータでは輸出は2割程度しか落ちていません、もともと石油の輸入が多いため、貿易赤字ですが、輸出の絶対量は回復してきています。しかも輸出金額は8.2兆円です。日本の倍以上あります。
日本だけがなぜ大きく落ち込んだままで、米国・韓国の輸出は復活してきているのでしょうか?
もしかすると欧米の不況だけではなく、日本企業の競争力が低下してきているのではないでしょうか?
最近、海外にちょくちょく行きますが現地で電化製品がドンドン韓国や中国製に変わってきているのを見ます。自動車も韓国や中国、インドの安売り攻勢が始まり出しています。
政治面でも、日本が混乱している間に韓国はEUとの自由貿易協定(FTA)を結ぶことに合意しました。
日本社会全体が世界の流れから取り残されてきていないでしょうか? これまで一番だと思っていた産業が、過去の栄光にならないでしょうか?
という不安を統計データを見るたびに最近感じます。

