ストップ・ザ・Google
(パートナーのヒロトが日記を書いてます!)
ネット界の王者グーグルの独占を阻止するために、今年限りで引退を表明しているマイクロソフト会長のビルゲイツ氏が最後の勝負に打って出ました。1年ほど前に物別れに終わったヤフーとの業務提携交渉ですが、今回はなんと総額5兆円弱に上る超大型買収の提案です。
マイクロソフトの時価総額は約33兆円、グーグルが19兆円、ヤフーが3兆円です(日本最大のトヨタ自動車が約20兆円です)。一見、マイクロソフトが圧倒的に大きく、それほど焦る必要もないのでは?と思うかもしれません。しかし、マイクロソフトの主な収益源はネット事業でなく、OS(Windows)と呼ばれる基本ソフト事業なのです。
ネット(広告)事業のみに焦点をあてて見ると、07年10~12月期の営業利益はグーグルが1,500億円、ヤフーが220億円、マイクロソフトが-250億円となっており、グーグルが一社抜けています。ヤフーはグーグルにシェアを奪われ減益が続き、この度リストラで従業員1,000人を減らすことになりました。マイクロソフトにおいては黒字さえ確保できない厳しい状態です。
米国における検索エンジンのシェアを見ても、グーグルが58.4%、ヤフーが22.9%、マイクロソフトが9.8%とグーグルが2社を圧倒しています。競争戦略の考えによると、市場シェアの74%を取ればもうそのポジションは“ゆるぎない(独占)”とされます。現在、グーグルの世界シェアは60%強にまで迫ってきています(日本ではヤフーが市場シェア約60%で圧倒的に支持されているのであまり実感がわかないかもしれませんが、今や世界のスタンダードはグーグルになりつつあるのです)。
これに対抗するには、もはや単独ではだめでしょう。それにマイクロソフトは言うまでもなく、このままではヤフーでさえ将来が危ういかもしれません。さてさて、今後マイクロソフト・ヤフー連合でグーグルを追走するのか、それとも連合ならずグーグルがこのまま独占的位置まで上り詰めるのか? この1年はゲイツ氏から目が離せません!
ヒロト
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