原油価格よどこまでも
(パートナーのヒロトが日記を書いてます!)
■2000年からのNY原油先物の月足チャート(第一商品より)
02年の「1バレルあたり20ドル」から考えると今の「1バレルあたり100ドル」という価格は信じられませんね^^; インフレ(物価上昇)率+500%(5倍)です。もしこれが米や衣服など一般消費財全般に及んでいたら、もう生活が成り立たなくなっちゃいますね。
※1バレル≒160リットル (バレルの単位の語源は“タル”です)
さてさてこの急激な値上がりですが、もちろん純粋に原油の買い手と売り手の環境変化が原因で起きたわけではありません(実際の売り手・買い手環境から考えると1バレルあたり40~50ドルが妥当だとも言われております)。今回の値上がりは主に巨額の資金運用を任され、短期的に売買をして利益を狙うヘッジファンドを中心とした投機集団が引き起こしたものと考えられています。
しかし、最近になってその動きに変化が見られているようです。なんとサブプライムショックによる金融不安が原因で、ヘッジファンドよりもさらに巨額の資金を運用している年金基金が、これまでメインとしていた株式市場に対する投資比率を引き下げ、原油や金などの商品市場におカネを移動しているそうです。
年金基金はヘッジファンドと違い、長期運用が基本です。つまり、年金基金が中長期的に商品価格を支える要因となる可能性が高いのです。過去に「【補足】世界の金融市場規模」でも書きましたが、原油先物商品の市場規模は株式の100分の1以下です。なので、株式市場にとっては少しの額でも、原油先物市場にとってはとんでもない巨額となるのです。
う~んこのバブル状態、そう簡単には収まらないのかもしれません。原油価格が高騰したままだと製造業はかなり苦しくなりますね^^;
ヒロト
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