証券化によるリスク分散の罠
(パートナーのヒロトが日記を書いています!月・木曜日担当です)
サブプライムローンで一躍注目をあつめた「証券化」というワード。「大きなリスクを一人で背負うのは大変だから、みんなで少しずつ負担しませんか? もちろんお礼は負担分に応じてお支払いします」といった仕組みなわけですが、実はこれ裏にとんでもない爆弾を抱えていたんです(汗”)
たとえば、100億円の大きな債権(おカネを貸してあげるお礼として、貸している期間に応じて新たにおカネがもらえる権利)を負担するとなると、買い手はその債権を買うかどうかをものすごく慎重に考えます。借り手がおカネを返せなくなったら損失額は計り知れませんから当然ですね。それこそ「これでもかっ!」ってくらい徹底して調べられるかと思います^^;
しかし、これが10万円とかになってくると、基は同じ債券なんですけど、「まぁ10万円くらいなら・・・」という気持ちがどこかで必ず発生してしまいます。となると、不思議な現象が起きちゃうんです。なんと「リスクを小さくして売ると、『それらを買った人たちから見たリスクをすべて足し合わせたもの』は『基の債権の総リスク』よりも、ずっと小さなものとして評価されてしまう」のです(゚_゚i)タラー つまり、本来ならば危険度100と見なければならないような商品でも、全体で70くらいに見てしまっているのです。この30の差が今回のバブルを生んだと言ってもよいのかもしれません。
今回の件で改めて、金融機関はより一層のリスク管理・認知活動の徹底をしなければならない、また、僕たちも国民のファイナンシャルリテラシー(金融知識)を高めていくより一層のお手伝いをしたい、と強く思いました(o゜◇゜)ノ
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