証券優遇税制のゆくえ
みなさんは、株式にかかる税金を意識したことがありますか?
本サイト内でも『株にかかる税金について』の記述をしていますが、“特定口座-源泉徴収アリ”を選択していると、あまり気にならないと思います。ご存知の方も見えると思いますが、今の証券税制は特別優遇をされています。通常、値上がり益と配当にそれぞれ20%課税されますが、今は10%に減税されています。
これは、2002年頃にあまりにも日経平均株価が低迷しすぎたために取られた特別措置です。税金を軽くすれば、資産を株で持つ人が増えるだろうといった狙いがあったと思います。この効果も手伝ってか、現在の株価は2002年の安値(8000円弱)から2倍くらい(15000円)まで復活してきました。
そこで、「もう株価は十分回復してきたから、もう特別措置はやめようぜ~!」という動きがでてきているのです(…というか、昨年、証券優遇税制はすでに1年間延長されていますが)。これが廃止なのか延長なのか、どっちに転ぶのかを注目していたのですが、昨日新しい動きがでてきたようです。
それは、譲渡益(値上がり益)と配当の税金が2009年に一体化されそうということです。簡単に説明すると、株での売買損益と受け取る配当金を合わせて課税することになります。
そうすると、これまでは株の売買で損が出たときにでも配当金は関係なく税金がかかっていましたが、今後は株の売買で損をして、配当金をもらった場合には、配当金にかかる税金が株の売買損失分差し引かれることになります(損益通算)。
☆これが本来あるべき姿ですよね。政府は“貯蓄から投資へ”という掛け声ばかりではなく、しっかりインフラも整えてほしいものです。
ひっきー
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