株の売買益は他人の損によって成り立つのか?


当サイトにお越しくださる方から非常に興味深い内容の質問メールをいただきました。みなさんにも知っていただきたい重要なことだと感じましたので、今日はこれについてブログ上で紹介させていただきます。いただいたご質問の内容は、


 
 
『株は損する人がいるから得する人がでてくるのではないでしょうか?みんなに方法を教えていると損する人が少なくなって得するのが難しくなってくるのではないですか?』

ぬぬぬ。鋭いところをついた、良い質問ですね~!たしかに…言われてみればそうかも?という感じでしょうか!?私も質問メールをいただいてハッとしました。実際にこう感じている方が意外といらっしゃるかもと…。
 
 
じっくりとこの質問について考えてみたいと思います!(簡単に説明しようと思いましたが、長くなりました…。)
 
まず1点目のご質問『株は損する人がいるから得する人がでてくるのではないでしょうか?』についてです。ご質問のように、株式投資は一見すると、“人と人のだましあい”的な部分を強く感じるかもしれません。とすると、儲けの裏に他人の損があると考えてしまうのも無理はないと思います。
 
 
では、こう考えて見ましょうか…。ご質問の『損する人がいるから得する人がでてくる』という部分を少し言い換えますと、『安く買って高く売ることが株式投資の儲けの基本だから、自分が売るときに買う相手は割高な株をつかむことになるので、買い手が損をするのではないか?』ということになるかと思います。
 
 
買い手が損をする…確かに企業の持っている価値以上の価格(株価)で買えば、内在的に損をすることになります(もちろん表面上は株価が下がるまで損はしません…)。割高ということです。では、どうしてそんな株が実際に買われているのか不思議に思いませんか?私は不思議に思うことがよくあります。そういう株を買う人は、今示されている株価以上に企業に対して期待をしているか、もしくは、株のことを全然知らない人間が取引をしているかです…(笑)。いうまでもなく、私も勉強不足仲間です。
 
 
それに、その前に考えておかなくてはいけないこととして、“儲けの裏に他人の損がある”というのは企業の価値を無視していると思います。その理由は、長期的に企業が成長を持続すれば、株価も上昇トレンドを描くことになり、どの地点で購入しても最終的には利益がのってくるからです(利益の差は購入時期に左右されますが)。『株主の利益は、企業の成長とともにある』と考えれば、しっくりと来るのではないでしょうか?
 
 
 
どちらかといえば、デイトレードやスイングトレードなどの“株価”という価格だけに注目した投資(投機?)には、これ(損する人がいるから得する人がでてくる)が当てはまりやすいのではないでしょうか?その理由は、株価という価格の変動だけを追っていけば、株式というカードのババ抜き大会になるからです。最後に一番高値で買った人間…つまりババをつかんだ人間がもっとも損をするという構造です。
 
 
デイトレードなどの短期売買は、企業自体を評価して投資しているわけではありません(中にはしている人もいるかもしれませんけど…)。ですから、短期では大きく株価変動したとしても、最終的に行き着く株価は元からあった株価(株主価値に見合った株価)に落ち着くわけです。企業が持つ価値とは全く関係のない動きをするような株、つまり“株価の動きに投資をする”とババ抜き大会(他人が負けることで自分が勝つ)に参加することになります。
  
(個人的に感じることは、しっかりと企業分析を行っているような真っ当な投資家が集う株というのは、大きな株価変動がなかったりします。)
 
 
 
 
次に2点目のご質問に移ります。

『みんなに方法を教えていると損する人が少なくなって、得するのが難しくなってくるのではないですか?』
 
 
これも興味深い質問ですね。確かに、人に教えずに自分だけが知っているような投資法である方が長い間使えるので重宝するかもしれません…。しかし私が考えていることは(こちらにも書きましたが)、「このサイトに訪れた方みなさんで幸せになること」なんです。
 
偽善ぽい印象を受けるかもしれませんが、これが本音です。たとえ自分だけがお金持ちになれたとしても、それだけで幸せになるかと言ったら、それは違うと思います。わけのわからない投資法(笑)をして大切なお金を損するより、みんなで利益を出せた方が楽しいと思っています。私はそれが可能な投資法を模索・学習し、ブログなどを通して紹介しているつもりです。

☆これらにつきましては、ホームページにてさらに詳しく解説する予定です。しばらくお待ちください!